方言
土曜日、秋田市の赤れんが郷土館で興味深い講座があった。
その日の朝に申し込み、途中の秋の景色を楽しみながら出かけた。
今年の七夕には雅楽の調べに浸った素晴らしい建物だ。
明治の終わりに秋田銀行として建てられた建物で建造物としても素晴らしい。
講座はこの建物を案内するボランティア団体の主催で、『秋田弁の昔っこから、秋田弁のルーツを学ぶ』というものだった。
どのようにして秋田の言葉ができたのか、とても興味深かったのだが、方言はいろいろな地域や民族との交流から出来てきたことが分かった。
先住民族由来のものは県北の方に多くあり、綴子(つづれこ)、花岡、笑内(おかしない)という地名はその一例。
びっくりしたのは秋田でトウモロコシのことを『きみ』というがそれはアイヌ語とのことだった。
靴のことも『けり』、長靴のことは『長けり』それもそうだった。
昔アイヌの人たちは鮭の皮(とても丈夫)で履物を作ったそうだ。(友人から聞いたこと)
そのほか殿様に京都から嫁いできたお姫様やそのお付きの人たちの話す京都の言葉もたくさん入ってきている。
秋田では『朝』のことを「あさま」というし、お入りくださいのことを『あがってたんえ~』という。
北前船の関係で石川や山陰の言葉も入ってきたようだ。
昨日のことを『きんにゃ』と言うのは鳥取弁、古いことを『ふるしい』というのは石川の言葉だそうだ。
そのほか佐竹の殿様が話す水戸弁の影響、古語もたくさん秋田弁になっている。
方言はいろんな影響を受けて作られていったのだ。
途中で昔っこも語ってくれ、とても楽しい時間だった。
お国ことばの良さを再認識した一日だった。
※講座が終わってから、ボランティアの人たちが館内の説明をしてくださった。
最後の写真『窓』には当時としては珍しいシャッターがついていた。
職員の方たちは出勤するとこの鉄製のシャッターを手動で開けるのが朝一番の仕事だと教えてくださった。
銀行だったから、しっかりと戸締りする必要があったのだろう。
******************************************************
初秋の水庭
藤田の秋田の行事が移されたばかりの新美術館へ寄ってみた。
想像通りものすごい人だったので、絵は後にして、水庭でひと休みした。
千秋公園はこれから紅葉が進むだろう。
秋明菊もそろそろ終わりに近づいた。
その日の朝に申し込み、途中の秋の景色を楽しみながら出かけた。
今年の七夕には雅楽の調べに浸った素晴らしい建物だ。
明治の終わりに秋田銀行として建てられた建物で建造物としても素晴らしい。
講座はこの建物を案内するボランティア団体の主催で、『秋田弁の昔っこから、秋田弁のルーツを学ぶ』というものだった。
どのようにして秋田の言葉ができたのか、とても興味深かったのだが、方言はいろいろな地域や民族との交流から出来てきたことが分かった。
先住民族由来のものは県北の方に多くあり、綴子(つづれこ)、花岡、笑内(おかしない)という地名はその一例。
びっくりしたのは秋田でトウモロコシのことを『きみ』というがそれはアイヌ語とのことだった。
靴のことも『けり』、長靴のことは『長けり』それもそうだった。
昔アイヌの人たちは鮭の皮(とても丈夫)で履物を作ったそうだ。(友人から聞いたこと)
そのほか殿様に京都から嫁いできたお姫様やそのお付きの人たちの話す京都の言葉もたくさん入ってきている。
秋田では『朝』のことを「あさま」というし、お入りくださいのことを『あがってたんえ~』という。
北前船の関係で石川や山陰の言葉も入ってきたようだ。
昨日のことを『きんにゃ』と言うのは鳥取弁、古いことを『ふるしい』というのは石川の言葉だそうだ。
そのほか佐竹の殿様が話す水戸弁の影響、古語もたくさん秋田弁になっている。
方言はいろんな影響を受けて作られていったのだ。
途中で昔っこも語ってくれ、とても楽しい時間だった。
お国ことばの良さを再認識した一日だった。
※講座が終わってから、ボランティアの人たちが館内の説明をしてくださった。
最後の写真『窓』には当時としては珍しいシャッターがついていた。
職員の方たちは出勤するとこの鉄製のシャッターを手動で開けるのが朝一番の仕事だと教えてくださった。
銀行だったから、しっかりと戸締りする必要があったのだろう。
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初秋の水庭
藤田の秋田の行事が移されたばかりの新美術館へ寄ってみた。
想像通りものすごい人だったので、絵は後にして、水庭でひと休みした。
千秋公園はこれから紅葉が進むだろう。
秋明菊もそろそろ終わりに近づいた。
by hanamomo06
| 2013-10-13 17:04
| おでかけ
*いらっしゃいませ*
by hanamomo06
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